2008年1月12日土曜日

痛風・高血圧・メタボリックの人々へ

痛風も高血圧もメタボリックもウォーキングで効果あり。
ただし、体力のない人は早歩きもまずいようです。

 痛風とウオーキング
 合併している生活習慣病は、男性では肥満、高中性脂肪、高コレステロールが多く、女性では肥満、高コレステロール、高血圧が多いのが特徴です。
 高尿酸血症の生活指導では、適正な食事による肥満の予防と運動(歩行)習慣をつけることによるインスリン抵抗性の改善です。
 運動では無酸素運動や強い有酸素運動では尿酸値が上昇するので、ウオーキングのような最大心拍数の50~60%の軽い運動が向いています。体力がない人 は速く歩くと心拍数がすぐ上昇するので、自分の体力に応じて心拍数を測定しながら、長く歩けるようにトレーニングしましょう。歩いている最中や後には水分 を十分に補給することも大切です。定期的にできなくても、日常生活でできる範囲で多く歩くと尿酸値は徐々に改善してきます。尿酸値が改善すると他の生活習 慣病の検査値も連動してよくなります。

 高血圧症とウオーキング
 高血圧症の生活習慣修正の大きな柱の一つに、ウオーキングの習慣化があります。「高血圧治療ガイドライン2004」では、最大酸素摂取量の50%くらい の軽い動的な有酸素運動(たとえば早歩き、ランニング、水中歩行など)を定期的に1日30分以上、できるだけ毎日行うことを推奨しています。
 きつい運動を行うと、運動中の血圧上昇が著明になるだけで長続きできません。実際には、通勤中や買い物途中のわずかな時間でも、速 く、長く歩くことを続けていけば、血圧は徐々に低下します。さらに、内臓脂肪、インスリン感受性の改善などを介してメタボリックシンドロームの他の検査項 目の改善効果もあります。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ワーキングは 糖尿病にも よいみたいです