2007年4月21日土曜日

ボナンザ対渡辺竜王


コンピュータ将棋ボナンザ対渡辺竜王 今日、BS2にて放映。

渡辺竜王の言葉
・序盤角交換のあとの角打ち「人間では絶対想像できない手」
・終盤「強すぎる」
この時点で、竜王はボナンザの手を2手予想していて、
内1手は自分の負け筋があった。

しかしながら、ボナンザはもう一方の手を打った。
桂がなければ詰まない手筋に落ち込んだ。
結果、渡辺竜王勝利。

たった1手であるが、ボナンザがあの時点で勝ち筋を選択できる
ようになることは、どの程度ロジック追加が必要なのだろうか。

たった1手なのだが、竜王ははっきり見えていた。
人間が感覚で見える領域ではなく、はっきり見える領域であるなら、
ロジック追加はできそうな気がしてならない。

保木邦仁さんは将棋はルールを知っている程度。
チェスの全幅探索のロジックを将棋に応用して、1年でコンピュータ将棋の
TOPをとってしまい、最近選択探索も追加して、このレベルの達した。
しかもボナンザ(V2.1)はフリー公開。

放送での保木さんの素直な人柄に好感を感じた。

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